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先生♡ロリコンになってください♪
第13章 てんしの微笑みのち・・・尾行!尾行!
☆☆☆
もう!何だって言うのよ・・・秋良ってば、生意気なのよ!

私が心を込めて秋良を気持ちよくするべく、こーんなにたくさん調べたのに!
ぽいっと、机の上に『秋良ちょうきょう計画』と書かれたノートを放り出す。そのままぱたんとうつ伏せる。

「あんなに怖い顔しなくてもいいじゃない・・・」

絶対、喜んでくれると思ったのになぁ・・・。だって、マンガの中でも、エロアニメの中でも、『調教』後は、男の子は、調教をした女の子なしじゃあ生きていけない!みたいになっていたから・・・。

やっぱり、一人で考えたのがよくなかったのかもしれない。
いつも、私が何かを考えたり、計画を練るときには秋良がそばにいる。私がメチャクチャなことを言うと、秋良は止めようとしてくれる。まあ、止まらないけど。

私が諦めそうになると、秋良がホッとした表情をする。それを見て、逆に俄然やる気が出てきしまう。秋良はいつも小さくまとまろうとする。だから、私がどーんと秋良を連れて別の世界に行ってやろう!と思ってしまうのだ。

なんか・・・調子狂うなあ。

帰ろ・・・。
屋上から走って帰ってきて、30分以上は教室でボケーっとしていたような気がする。

秋良に明日会いにくいな・・・。
ん?秋良?・・・そう言えば・・・!?

私はここで初めて秋良を屋上に磔にしたまま置き去りにしてしまったことを思い出した。しまった・・・。

慌てて、屋上に向かう。しかし、秋良をくくりつけていたはずの排水パイプの下に、私が使った手錠と解けた麻紐が散らばっており、秋良の姿はすでになかった。

抜け出せたのか・・・それとも、誰かが助けに?

誰か、と思った時、ふと風見先生が頭をよぎった。
もしかしたら・・・風見先生が秋良を助けて・・・それで一緒に?

そう思うと胸がぎゅっと冷たくなるような思いがした。
気持ちが焦ってしまう。どこを探したらいいのだろう・・・そうだ!とにかく玄関に、靴があればまだ学校内、なければ外だ。

私はランドセルをひっつかんで玄関に急いだ。
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