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School Girl
第7章 母・恭子
「何だかぐにゅってしたけど大丈夫ぅ?」
恭子は屈みながら、人差し指でツンツンと蹲る人物を突【ツツ】くが、男にしか分からない痛みに絶賛悶え中の人物。
額にうっすらと汗を滲ませて涙目になっていた。
「あらあらぁ…。これはたいへぇん」
原因が自分である事を分かっていないのか、通常通りの口調を吐き出す恭子。
間延びしたその口調は、微塵も焦りを感じさせない物だった。
「…っく……ひ…酷い……スよ………」
漸く口が開ける程に回復した人物は、俯いていた顔を上げて目を開くと息を飲む。
吐息が掛かる程の至近距離に、若々しく整った恭子の顔。
仄かに甘い香りが漂い、エプロンを着けた上体は細い肩が露わになっていた。
鎖骨を浮かび上がらせた肩に掛かる、細いエプロンの紐。
存在感が有りすぎる程に盛り上がる胸が視界の片隅に飛び込み、思わず視線を下げる。
しかし、そこでも瑞瑞しい肌の美脚とも言える生足が視界に飛び込んできた事に、その人物は戸惑うしかなかった。