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School Girl
第8章 再び…そして…
 
 男は目の前で苦悶の声を洩らしてカラダを捩る真希の様子に興奮が増してきたのか、息を荒くさせながら言った。


…そんな…告白なんて…知ら…ない…


 実際、真希には文化祭の時に会った記憶はなかった。

 男のクラスの催し事で喫茶店をしていた。

 そこに真希が入り、男は薄い紙をラブレターとして席に着いた時に渡していた。

 真希は男の顔を見ないでそれをコップを乗せる紙だと思い、水滴のついたコップを乗せていた。

 それを見た男は読まないうちにフラれたと思い込み根に持ち、ヨリを戻す条件として真希を辱める協力を紗耶に持ち掛けていた。

 自分の容姿から今後彼氏は出来ないと思っていた紗耶。

 別れ話をされた後も男に未練を残していただけに、友情よりも恋愛を選択して協力していた。

「っくぅ……そんな…分からな…かった………」

 真希は苦痛に顔を歪めながら長々と男の話を聞かされ、思い当たる節があった事と思い出したのだった。
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