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School Girl
第2章 秘密
…ふぅ…なんとか間に合ったぁ…
紗耶が話し掛けてくるのも上の空でたまに生返事をして昇降口で別れると、スカートの裾を気にしながら教室へと入った。
一番前の自分の席に着いた途端に担任が教室に入ってきて、間一髪遅刻にならないで済んだ。
…それにしても…変な…感じ…
薄いショーツ一枚ないだけでこんなに違うものなのかと思うくらい、木製の椅子の冷たさがノーパンのお尻に伝わってくる。
…やっぱり後でショーツ買いに行かないと…
担任の話など上の空で、両手で頬杖をつきながら真希は考え事に耽っていた。
…もう、あの電車には乗らない…
また痴漢に遭うかもしれないと思ったら、今朝の電車には乗らないと決意する真希だった。