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第10章 悪夢

　
「まぁ、ヤっちまったもんは仕方ないしなぁ。
　…こうなったらとことん味あわせて貰うかな」

　絶望に打ち拉がれている真希のカラダを男が俯せにする。

　何も考えられなくなった真希は、人形の様に無気力にされるが儘に尻を突き出される。

「こっちもヤってみたかったんだよねぇ」

　そう言って男は固く窄んだアナルへとモノを宛った。

「そっ…そこはぁっ！」

　髪を振り乱し気力で肘を使って、床を這いながら男から逃げようとする真希。

　しかし男は突き出した真希の尻の両脇を掴んで離そうとしない。

「真面目な真希ちゃんは、こっちは初めてなのかなぁ」

　男はにやけながらアナルの犯さんばかりに真希の腰を引き寄せた。

「それじゃ、もっと絶望させてあげるよ」

　涙を流して抵抗を続ける真希の耳に、紗耶の軽い口調で吐き出された言葉が飛び込んだ。