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School Girl
第11章 とある朝
六帖程の広さを持つ、女の娘らしい部屋。
「う…うぅんっ」
両手を軽く握って腕を上げて伸びをした女の娘。
肩までの長さに伸ばされた茶色い髪。
左側の口元にホクロがある、綺麗とも可愛いともとれる整った顔立ちを微かに歪める。
上へと伸ばされた、細く白い腕。
鎖骨が浮き出た細い肩から下へと視線を移せば、小柄で僅かに細身でありながらも著しく自己主張をしている豊満な胸が飛び込んでくる。
伸ばしていた腕を下ろせば、本来の姿を取り戻す、張りのある胸。
「んしょ……」
完全に布団を剥ぎ取ってベッドから降り立った彼女は、瑞瑞しい肌に均整のとれた見事なプロポーションを一糸纏わぬ姿で晒け出した。
「起きたのぉ?」
キュッと括れたウエストに両手を当てて軽く体を捻っていれば、再び心配する声が飛び込んでくる。
「起きたよぉ」
その声に軽く返事をした彼女。
プリッとした形の良い尻を微かに視野に入れた後、全裸の儘で部屋を後にした。