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School Girl
第11章 とある朝
「…っくぅ………」
厚いカーテンで朝日を遮った薄暗い部屋で、何度目かの呻き声を洩らす。
「んあっ…あっ……あぁっ………」
腰を跳ね上げた男の下半身を跨がっていた女が、艶めかしい声をあげる。
「い…いい加減……仕事…行かせろよ………」
強い口調で言葉を吐き出すものの、男に自由は無かった。
「そんな事言える自由…あんの?」
男の精を胎内に受け、恍惚な表情で男の胸へと倒れ込んだ女。
未だにワレメのナカでビクビクと微かな痙攣を繰り返すモノに熱い吐息を洩らしながらも、男に薄い笑みを見せる。
「…ちっ」
女の意地悪そうな笑みの意味を悟っている男は、射精の余韻に浸る事も無く顔を顰めて舌打ちをする。
軽く四肢を動かせば、ガチャガチャという金属音。
「…ちっ」
ある程度動き回れるものの、部屋を出る程には長くない鎖に繋がれた状態に、男は忌ま忌ましそうに再度舌打ちをしたのだった。