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School Girl
第13章 本能
「……ってぇ訳でな……」
「は…はぁ………」
眼前に立つ、色黒スキンヘッドの大男の言葉に、八百屋は気も漫ろに声を吐き出す。
…まさか…選りに選って………
店先に停まった一台の白い軽トラ。
車体を軋ませて降りてきた、年中タンクトップ姿で筋肉質の大男。
八百屋の目の前に立つ男は、プロレスラーかと見間違う程の体格をしながらも、この八百屋を経営している店主だった。
要は、八百屋の雇い主。
その人物を前にして、先程まで、淫らな行為を店内でしていた八百屋にしてみれば落ち着かないのも当然だった。
「……って、聞いてんのかぁ?」
「は、はいぃっ!」
色黒スキンヘッドの鋭い眼光と重低音の声。
堅気とは思えない凄みは、普段一緒に働いている八百屋にしてみても馴れないものだった。
更には危機的状態は続いている状況。
上擦った声をあげながらも、視線はチラチラと下を向く。
野菜を載せた棚を整理するかのように動かす両手。
その棚は木枠で組まれた階段状となっていたが、その棚の下には恭子が尻を晒け出しながら突き出した儘で蹲っていた。
その尻の傍には、やはり仕舞う余裕がなかった自らのモノ。
店主を前にして先程までの凄さは無いものの、やはり細い紐を食い込ませた恭子の尻が視界に入れば、その固さは維持した儘であった。
「…とにかくよぉ……」
「は…は………」
「あぁんっ………」
八百屋が返事をするよりも前に、艶のある声が店内に流れた。