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School Girl
第14章 フタリ
…ああは言ったけど…
…やっぱ、最初のデートでいきなりあんな恰好は無いよね……
プカプカと水の中を漂いながら真希が視線を辺りに向ければ、マイクロビキニに身を包んだ女性の姿。
同性でも恥ずかしくなるような姿に思わず赤面しそうになるものの、普段から似たような事をしていた事にバツが悪くなる。
…でも…これはこれで…
…何だか窮屈だし……
…おっぱい…苦しいし………
…アソコも…お尻も食い込んで………
小学生の頃の水着を押し付けてきた恭子に抵抗しきれなかった自分が恨めしい。
…それに…何だか視線………
体の凹凸は疎か、乳首やワレメの形さえも浮かばせているせいか、擦れ違う男たちの視線が気になって仕方ない。
それでも、シンとのデートという事で意識を逸らそうと努力を始める。
「ほらぁ…もっとあっち行こぉっ」
さりげなくシンの手を掴み、更に深い場所へと向かう真希。
その視線は、今になってもボクサースタイルの水着姿になっているシンへと向けられていなかった。
…早く深いトコ行かなきゃ…
…視線…どうしても……
…いい加減見ないと……おかしく思われちゃうかもぉっ………
早くシンの下半身を水中の中に隠したい一心の真希だった。