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School Girl
第16章 陶酔
…絶対…反則でしょ……アレ………
走る素振りを見せる真希。
体操着に包まれた、豊満過ぎる胸がバインバインと弾む光景が美奈の視界に飛び込んだ。
体つきに対して比較的ゆったりとしている筈の体操着。
しかし、真希の着ているそれは、ピッタリとしたサイズの物だった。
当然ながら、迫力のあるメロンにも引けを取らない胸の形はクッキリと浮かび上がっていた。
それが眼前で激しく揺れだした。
更には、股間にピチッとしたブルマは、真希の形の良い尻も、程好く肉付いたムチムチの太腿を露わにしている。
同性の目から見ても、思わず赤面するような真希の肢体。
…アタシよりちびっ子なのに…
…この敗北感………
思わず美奈の両手が自らの胸元へと伸びた。
掌に感じるのは、小さ過ぎる事は無い、ブラジャーに包まれたBカップの胸。
引き締まった太腿は、真希に負けず劣らずと自信があった。
しかし、体操着に着替える度に感じる敗北感に、美奈は項垂れていくのだった。
「…? 美奈ちゃん? 送れちゃうよっ?」
美奈の心境など露知らず、真希は美奈の手を取ると走り出したのだった。