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School Girl
第16章 陶酔
「んしょ…んしょ………」
グラウンドに尻をペタッと着けて、恥ずかしがる素振りも無く脚を開脚して上体を倒す真希。
「ホント……真希って運動音痴なのに、この授業も真面目よねぇ………」
横目で真希を見遣る美奈は、他の女子と同様に手を抜いたものだった。
「だって、ちゃんとやらないと……ダメで…しょっ」
美奈の呟きが聞こえたのか、真希は言葉を口に出すと、大開脚の儘で上体を深く倒した。
ベタッと上半身が倒れれば、豊満な真希の胸が地面と体に挟まれる光景。
「あ、相変わらず…体…柔らかいよね………」
…この娘……他意は無いって分かってるけど………
…何であんなに……体からおっぱい食み出しちゃう訳ぇ?………
敗北感を味わい続けて表情を引き攣らせる美奈。
「ん? こんな事も……っと……出来るよ?」
美奈の言葉に、何やらモゾモゾとし始めた真希。
「ちょ…ちょっと…真希っ」
真希の姿を見て、顔を赤らめながら美奈は戸惑う。
ニコニコと笑みを向ける真希の体勢。
両足首が後頭部で交差したそれは、ブルマが食い込んだ股間を露わにさせたもの。
ふっくらとした恥丘の盛り上がりを感じさせるその姿に、美奈の顔が赤らむのも当然だった。
「や、柔らかいのは分かったからっ。は、早く止めっ」
美奈が慌てて真希の体勢を戻すのは早かった。