この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
School Girl
第16章 陶酔
 
 小柄な真希の背丈でも教室が覗ける校舎の窓。

「…シン…くん……」

 思わず真希の口から吐き出された言葉。


…移動教室…だったんだ………


 その視界の先には、数人で大きな机に向かって座っている生徒たちの姿。

 目敏くその中に、前髪を切り揃えた黒縁眼鏡の男子を見付ければ、真希の意識は簡単にボールからそちらへと移っていった。


…シンくん…真面目な顔して………
…さっきはあんな顔だったのに………


 授業を受けるシンの表情を見て、真希の脳裏に昼休みの光景が思い浮かんだ。


…こんな真面目に授業受けてても……シンくん…あの時は………


 快感を貪っている時の、絶頂を堪えるシンの顰めた顔。

 それを微塵も感じさせない、授業に集中したシンの表情に、真希の体はいつの間にか窓際へと寄っていた。


…それに…あんな顔して……
…周りの男子より体小さいのに………


 コソッと窓から教室を覗く真希の姿。

 傍目に見れば、怪しい事この上なかった。

 それでも、真希の視線はシンへと向けられていた。

 正確には、シンが向かう机にだった。


…あの机の下には………


 シンの逞し過ぎるモノに貪りついた昼休みの光景が、一段と鮮明に真希の脳裏に蘇ってきた。

「…んはぁ………」
/410ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ