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School Girl
第17章 ココロとカラダ

「はぁ……つまんないなぁ………」
真希は夕暮れの道をぼやきながら歩いていた。
シンと付き合うようになって半月。
シンのモノに対する陶酔は、依然として高い位置で持続されていた。
発情したケモノさながら、隣にシンが居れば股間へと顔を埋め、毎日一緒に学校を後にすれば、必ず人気の無さそうな場所へと寄って真っ直ぐ帰った例しがなかった。
そんな二人だったが、付き合い始めてから初めて別々に帰宅の途に就いていた。
「もぉ…委員会とか…かったるいのに………辞めちゃおうかなぁ………」
シンと一緒でない事に、その気も無い言葉が口を吐く。
両手で前にバッグをぶら下げて、ちんたらと歩き続ける真希。
頭の中はシンに対する想いでいっぱいだった。
…もっといっぱい………
…今よりも沢山…シンくんと………
今でも、盛りのついたメス如くシンに襲い掛かっている真希。
それでも物足りないのか、更に貪欲に肉欲を求めていた。
…ホントに…シンくんの……カタチになっちゃうかも………
…でも…ガバガバには…なってないし………
何処と無く顔を赤らめはにかむ真希の手は、知らず知らずに下腹部を摩っていた。
…いちお…大丈夫だしね……
…アレ…されると飛んじゃって……堪らない………
想いに耽る真希の脚は、帰宅の道筋から逸れていた。

