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School Girl
第4章 裏切り
強い力で叩かれた事に、一瞬目の前が暗くなってカラダの力が抜ける真希。
シュルシュルとスカーフが抜き取られたかと思えば、両手首を併せて鉄棒へと括りつけられた。
人の腰ほどの高さの鉄棒は地面に座り込む事も出来ず、真希は強制的に膝を折り曲げて屈まされる。
「ほら、サービスして脚開きなよぉ」
両腕を上げて俯き太腿を併せて屈んでいる真希を、紗耶は携帯を片手に見下ろしていた。
「何で…何で…」
同じ言葉を繰り返し呟く真希の頬には涙が流れ続ける。
「しょうがないねぇ…
アタシがサービスの手伝いしてあげるよ」
涙する真希の様子など意に介さず、ニヤニヤと笑みを浮かべる紗耶。
両手首を鉄棒に括られた真希の背後に回り込んで、セーラー服の裾に手を掛けた。
「っ!! い、イヤっ! 止めてよっ!!」
不意に裾から流れ込んできた外気が腹を撫で付け、我に返った真希はカラダを捩って抵抗する。
しかし、満足に動けない状態では紗耶の手を止める事は出来なかった。