この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
School Girl
第5章 母娘【オヤコ】
 
 シャワーヘッドから勢い良く吹き出す水音だけが浴室に響く。

 顔を俯かせて暗い雰囲気を漂わせる恭子に、伏し目がちに気不味くなる真希。

「あ…あのね……」

 雰囲気を払拭しようと声を搾り出す真希。

「………」

 それに対して、項垂れた儘で無言を貫く恭子。


…また……あの手……使うしか……無いかぁ………


 恭子のテンションを上げる術は分かっていた。

 分かっているが、使いたくなかった手段だけに、真希の表情は優れない。


…でも……このままってのも…ねぇ………


「…はぁ…」

 どうにも行かなくなった真希のクチから洩れる溜め息。

 意を決して、項垂れる恭子の頭頂部を見据えるとクチを開いた。

「今夜……一緒に寝るから…機嫌治してよ、お母さぁん」

 真希のクチから飛び出した言葉。

「ホントっ!? ホントだからねっ、真希ちゃんっ」

 瞬時に顔を上げた恭子は、目を輝かせて真希に詰め寄ったのだった。
/410ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ