この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
School Girl
第6章 白衣
「やっぱりそうでしたか」
尻を少し擦り剥いただけと話した真希。
分かっていたとばかりに吐き出した医師の言葉に、更に恥ずかしさを覚える。
…もぉっ……帰ったら文句言ってやらなきゃ………
恭子のお陰で恥ずかしい目に遭っている真希。
恭子に対する不満が募り始めていた。
「…まぁ、ちゃんと診てみましょうか」
依然として顔を赤らめていた真希に、にこやかな表情を見せる医師。
「それじゃ、こちらに………」
医師が腕を振って促す先には、カーテンに仕切られたベッドがあった。
「…は…はい……」
言われる儘に丸椅子から立ち上がり、真希はベッドの脇に立つ。
「まぁ、診察室だから大丈夫ですけどね。
カーテンすれば外から見えませんから」
医師の気配りを耳にしながら、真希はベッドに俯せで寝転がった。