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School Girl
第6章 白衣
 
 薄らいでいた昨日の出来事が蘇る。

「スカートだったとしても、こんな場所に擦り傷は普通出来ませんよね」

 生地の一枚もあれば、尻に掠り傷など出来ないと暗に言っている言葉。

「んく……そ…それ…は………」

 ワレメを擦られている刺激に顔を顰めながら口籠もる。

 ノーパンで居たなどと当然言える訳は無かった。

「まぁ…あの母親に似て…立派なカラダしてるから仕方ないですけどね」

「んあっ………」

 ショーツを押し込むように‘グイグイ’と指を押し付ける医師。

 医師の手から逃げようと思っていても、蘇った記憶に強張ったカラダは言う事を聞かない。

「だからって…何処ででもヤっちゃうのはどうかと思いますがね。
 真面目そうな顔してて…そんなにイヤらしいとは………」

「ち、違っ……んくぅ……」

 勝手な推測をたてられ、否定しようともワレメからの刺激は治まらなかった。

「屋外で性交なんてして……病気になってないか、触診ですよ」

「や……止め……っく……」

 ニヤニヤと笑みを浮かべる医師の表情に、真希は怯えを増すだけだった。
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