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School Girl
第6章 白衣
「…どうしました?」
カーテンを開ける事も無く応対する医者。
その手は真希の尻を掴んだ儘だった。
…今なら声を出せばっ…
どんな言葉でも構わなかった。
喘ぎ声でもいい。
診察されているとは思えない声を出せば、看護師も怪しがるに違いないと思っていた真希。
相変わらず尻に感じる掌の感触に目を閉じた儘で、クチを開き掛けた時だった。
「…じゃあ、ちょっと…」
医師が看護師を伴って、真希の傍から離れていった。
…これなら…
居なくなった今、真希は躊躇う事無くカラダを起こして素早くベッドから降り立つと、カーテンを引いた。
「おやおや……。まだ診察は終わってませんよ?」