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School Girl
第6章 白衣
カラダが強張って動かない。
真希は無理矢理に腰を下ろされ、開けたスカートからショーツが覗いている事に気付かずにいた。
「まぁ、念の為に………」
薄く笑みを浮かべる医師の顔から真希が視線を離せずにいると、医師は徐に白衣のポケットに手を入れる。
「んぐ…んぐぅ……」
ただならぬ雰囲気に、真希は押さえ付けられたクチを開こうとする。
しかし、強く押さえ付ける大きな掌の前に、くぐもる声しか吐き出せない。
「ちょっと激しい診察しますからねぇ。しっかり声…抑えてくださいね」
ニヤニヤとした笑みを浮かべた医師がポケットから手を出したと同時に、真希のクチを押さえていた手の力が緩む。
当然、真希は頭を振って、医師の手から逃れようとベッドの上を這うように上体を倒し掛けた時だった。
「ふぐぅっ!」
背後から医師の両手が伸びたと思えば、真希の頬からクチ、クチから後頭部へと圧迫感が襲った。
「無理ですよ。大人しくしてくださいね」
医師の両手が引かれると、真希の頭が釣られて引き寄せられる。
それに伴って、クチの辺りに生地が食い込む強さが増していった。