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【お題小説】浴衣姿のパートさん(13ページ完結)
第1章 【夏風邪】
30分ほどテレビを見つめていたのですが、心ここにあらず
どうしても階下の事が気になってしまいます
そして
窓から離れると暑くてかないません
たまらずクーラーを入れることにしました
もしかするとまだ階下には2人がいるかもしれませんのでボクはゆっくり音も立てずに窓を閉めてエアコンのリモコンを手に取ります
電気代も気になりますが、階下の2人も気になります
ですがこれ以上部屋にこもっているとせっかく治りかけていた夏風邪にくわて夜間の熱中症にでもなりかねません
窓を閉める瞬間、ちらりと下に目をやってみたのですがすでに2人の姿はありませんでした
拍子抜け
ふぅーー!と深いため息が漏れてしまい、一気に脱力感が襲ってきます
まぁせっかくエアコンも点けたので部屋の中が冷えるまでこのままにしておきましょう
2時間くらい経ったでしょうか
とつぜんメールが届きました
なんと立花さんからです
うわぁ、何やら気が重くなってきました
受信ボックスを開けてみると
「何号室?」
とだけ書き込まれています
完全に覗き見がバレてます
ボクは仕方なく諦めました
部屋の番号を送り返したあと、2人が乗り込んでこないか、そればかり気にしてそこからとても長い時間のように感じていました
ピンポーン!
部屋の呼び鈴が鳴りました
来た
ついに!
ボクは恐る恐る玄関のドアを開けます
そこにはさきほどと同じ浴衣姿の立花さんが立っていました
どうしても階下の事が気になってしまいます
そして
窓から離れると暑くてかないません
たまらずクーラーを入れることにしました
もしかするとまだ階下には2人がいるかもしれませんのでボクはゆっくり音も立てずに窓を閉めてエアコンのリモコンを手に取ります
電気代も気になりますが、階下の2人も気になります
ですがこれ以上部屋にこもっているとせっかく治りかけていた夏風邪にくわて夜間の熱中症にでもなりかねません
窓を閉める瞬間、ちらりと下に目をやってみたのですがすでに2人の姿はありませんでした
拍子抜け
ふぅーー!と深いため息が漏れてしまい、一気に脱力感が襲ってきます
まぁせっかくエアコンも点けたので部屋の中が冷えるまでこのままにしておきましょう
2時間くらい経ったでしょうか
とつぜんメールが届きました
なんと立花さんからです
うわぁ、何やら気が重くなってきました
受信ボックスを開けてみると
「何号室?」
とだけ書き込まれています
完全に覗き見がバレてます
ボクは仕方なく諦めました
部屋の番号を送り返したあと、2人が乗り込んでこないか、そればかり気にしてそこからとても長い時間のように感じていました
ピンポーン!
部屋の呼び鈴が鳴りました
来た
ついに!
ボクは恐る恐る玄関のドアを開けます
そこにはさきほどと同じ浴衣姿の立花さんが立っていました