この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
【お題小説】浴衣姿のパートさん(13ページ完結)
第1章 【夏風邪】
もう話しも終わったので、とっとと引き上げてもらいたいとろです
「それより立花さん、遅くまで此処に居てもマズいでしょっ? 娘さんまだお祭りじゃないの?」
「ああ、それは大丈夫!仲良しのママ友さんに会ったから家まで送ってもらうように言ってあるの!
旦那にもメールはしてあるのよ、お祭りの後片付けを手伝うから帰りは遅くなるって
去年もお手伝いしてたから慣れてるの」
なんだよ、帰る気ないじゃないか!
「それよりジロウ君、風邪は大丈夫なの?
台所はインスタントと冷凍食品の残骸ばっかりだったけど?」
ようやくボクの体調の心配かよ、ふつう先にこっちの話しから始めませんか?
「ええ、昨日まではツラかったんですけど今日はかなりマシになったんです
明日どうしようか、朝起きた時の体調次第かなぁ、と思ってたところです」
「今日は土曜日でしょ?明日は日曜だからお店まだ忙しいんじゃない?月曜からにしたら?
ゆっくり復帰出来るんじゃない」
それはたしかにそうです
上司からも週末までの人の手配は済ませてあるからゆっくりしてろ!とは言われていました
「ちょっとエアコン効き過ぎね、おトイレ借りるわね?」
立花さんはすっと立ち上がって廊下のほうに行ってしまいました
ボクはのんびりしてる性格のせいか、ちょこまかしている性格の立花さんに圧倒されていました
「それより立花さん、遅くまで此処に居てもマズいでしょっ? 娘さんまだお祭りじゃないの?」
「ああ、それは大丈夫!仲良しのママ友さんに会ったから家まで送ってもらうように言ってあるの!
旦那にもメールはしてあるのよ、お祭りの後片付けを手伝うから帰りは遅くなるって
去年もお手伝いしてたから慣れてるの」
なんだよ、帰る気ないじゃないか!
「それよりジロウ君、風邪は大丈夫なの?
台所はインスタントと冷凍食品の残骸ばっかりだったけど?」
ようやくボクの体調の心配かよ、ふつう先にこっちの話しから始めませんか?
「ええ、昨日まではツラかったんですけど今日はかなりマシになったんです
明日どうしようか、朝起きた時の体調次第かなぁ、と思ってたところです」
「今日は土曜日でしょ?明日は日曜だからお店まだ忙しいんじゃない?月曜からにしたら?
ゆっくり復帰出来るんじゃない」
それはたしかにそうです
上司からも週末までの人の手配は済ませてあるからゆっくりしてろ!とは言われていました
「ちょっとエアコン効き過ぎね、おトイレ借りるわね?」
立花さんはすっと立ち上がって廊下のほうに行ってしまいました
ボクはのんびりしてる性格のせいか、ちょこまかしている性格の立花さんに圧倒されていました