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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第7章 アイドルの闇オークション
すると心結は、まだ何も反応していない小さな肉棒を、震える小さな手で握る、

「ねえ……なんだか不思議だよね。初めて会ったはずなのに、私の心が温かくなっていく気がする……」

智樹は戸惑いながら、伏し目がちな心結を見下ろす。

「ん?どういうこと……?」

「もしかしたら、何百年も前の前世で、私達は仲良しだったのかな?って。
テレビでそういうの見たことあるんだよね。
前世で家族や恋人。友達だった人も、またこの世でも出会うって話……」

その言葉に、智樹は言葉を失った。
彼女の心の深層部に、以前の記憶が、残っているような雰囲気を感じたからだ。

智樹の膝に、心結の涙の溢れ落ちる感覚が伝わってくる状況で、彼女は続けた。

「その時代の私達は、きっと恋人だったよね?
近くにいると、凄く幸せな気持ちになるんだもん。
その時の私は楽しそうに笑ってたかな……?
きっと幸せだったんだろうな……」

その言葉には、今の閉ざされた気持ちと、救われたい気持ちの混ざった、微かな願いが込められていた。

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