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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第2章 演劇部の部長ー涼ー
「俺なら、こんなに可愛い心結を泣かせたりしないのに……」
涼が囁きながら、心結を優しく引き寄せていく。
次の瞬間、涼の唇が心結の唇に触れた。
チュッと唇が重なるだけの優しいキス。
心結は目を見開いたまま、驚いている様子を目の当たりにして、智樹は視線を反らした。
またスピーカーから、心結の気持ちが智樹に響く。
智樹くん……
もう私の事を好きじゃなくなったのかな……
キスなんて……
もし涼さんが恋人になってくれたら……
私は幸せになれるのかな……?
彼女の迷い、寂しさ、そして涼への心の揺れが、痛いほどに智樹に伝わってくる。
慌てて唇を離した涼は、視線を反らして、申し訳なさそうに謝った。
「ごめん……キスなんて……」
「あ……涼さんこそ……彼女さんいるのに大丈夫なんですか……?」
二人は視線を泳がせながら、よそよそしくベッドに座っている雰囲気は、まるで初々しいカップルの様。
イチャイチャしやがってーっ!!
なんてちょっと清々しい気持ちさえ持っていた智樹は、羨ましそうに見つめていた。
涼が囁きながら、心結を優しく引き寄せていく。
次の瞬間、涼の唇が心結の唇に触れた。
チュッと唇が重なるだけの優しいキス。
心結は目を見開いたまま、驚いている様子を目の当たりにして、智樹は視線を反らした。
またスピーカーから、心結の気持ちが智樹に響く。
智樹くん……
もう私の事を好きじゃなくなったのかな……
キスなんて……
もし涼さんが恋人になってくれたら……
私は幸せになれるのかな……?
彼女の迷い、寂しさ、そして涼への心の揺れが、痛いほどに智樹に伝わってくる。
慌てて唇を離した涼は、視線を反らして、申し訳なさそうに謝った。
「ごめん……キスなんて……」
「あ……涼さんこそ……彼女さんいるのに大丈夫なんですか……?」
二人は視線を泳がせながら、よそよそしくベッドに座っている雰囲気は、まるで初々しいカップルの様。
イチャイチャしやがってーっ!!
なんてちょっと清々しい気持ちさえ持っていた智樹は、羨ましそうに見つめていた。