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第9章 あの男が再び!!売れないホスト&ＡＶ男優ー涼ー

涼の瞳が鋭く、まるで獲物を捕らえるかのように心結を見つめていた。
その目は、優しさとは違う何かを物語っている。

そんな涼の唇が心結の耳元で再び囁く。

「可愛がってやるから……俺の言うことを聞けよな……？」

涼の声が耳元で響くと、心結の胸の奥はぎゅっと掴まれて、心結は小さく頷いた。

それが涼を満足させる合図だったのだろうか。
涼は私の唇に軽くキスをしてから、ゆっくりと首筋、鎖骨、そして胸へと唇を落としていく。

一つ一つのキスが熱く、涼の唇が肌を滑るたび、心の奥から快感が波のように押し寄せてきた。

涼の唇が乳房に辿り着くと、乳首の周りに唇が触れるたびに、胸が反応し、身体が震える心結。

しかしピンと尖らせた桃色の一番敏感な乳首には、涼の唇は決して触れてくれない。

涼はわざとそこを避けているのだと気づいた瞬間、もどかしさでいっぱいになった。

心結は耐えきれず、涼の頭をそっと抱きしめるように、手を伸ばして彼の髪に触れる。

「涼さん……意地悪しないで……」

懇願するように、甘い声で呟いた。