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第9章 あの男が再び!!売れないホスト&ＡＶ男優ー涼ー

涼の唇が離れた瞬間、心結はかすかな安堵と共に、また優しい言葉を求めている自分に気づいた。

涼の声は冷たい命令の時もあるが、優しい言葉の時は、心結の寂しさを埋めてくれる気がした。

「心結の中、温かくて気持ちいいよ？」

彼の声が耳元で囁かれると、心結は自然と小さく頷いた。

涼の腰が動く度に、苦痛とも快楽とも取れる歪んだ表情を見せ、「うぅ……んっ……」と、控えめな声を漏らす心結。

肉棒を自分の身体の粘膜で包み込んでいる感覚。
肉棒で体内の奥を突かれているという感覚。

そんな羞恥心で頬が熱くなるのを感じながらも、涼の言葉に応えたい気持ちが胸の中で膨らんでいく。

そこで涼が肉棒を心結の秘部から抜いて、耳元で囁いた。

「次は四つん這いになってみようか……？」

「えっ……？」

心結に有無を言わせず、少し乱暴にマットの上で彼女の体を転がす涼。

手足が固定された心結は、簡単にひっくり返ってしまう。

心結の格好は四つん這いではない。
手や顔はマットに沈み、お尻を突きだしている格好だった。