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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第10章 3度目のタイムリープ~メンチカ編~
赤いスタンプが整然と並んだカードを、誇らしげに見せながら心結は続けた。

「ポイントの期限は1ヶ月。10ポイントでチェキ券1枚のサービス。50ポイントで好きなメンバーとプリクラデート、100ポイントで店内のVIPルームで二人きりの空間デートができるんだよ~」

チェキ以外にも、プリンスロードへの入店料、飲食代も全て1000円で1ポイント。
智樹は入店の時に説明されたが、細かくは覚えていない。
カードに書かれているのだから、覚える必要はないと思っていた。

「50ポイント達成おめでとうございます。色々と特典があるみたいですよね?」

「そうだよ。100ポイントのカードを5枚集めて、500ポイントにすると、好きなメンバーと2時間デートができるんだよ~っ」

そう言った心結は目を輝かせた。

智樹は心結の夢を語る表情を見て、思わず口を開いた。
王子様キャラ。敬語。そんなの一気に忘れてしまうほど驚く。

「500ポイントって、50万円っ!?」

「そう、2時間デートは50万円。アイドルオタクの世界では、決して高額な話じゃないんだけど、一般の人から見ればすごく高額だよね?」

1ヶ月の間に貯めないと貰えない50万円の2時間デート券。

何も特別なことではない。

ホストクラブに比べれば、かなり安上がりである。

何人ものファンが競うようにして、このデート券を手に入れている現実があった。

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