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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第11章 魅惑のVIPルームデートー姫ー
智樹は微笑んで姫の瞳を見つめて返事をするが、複雑な感情が交錯していた。

頭の中では、まだ心結の笑顔がチラつくのだから。

「もっと姫の事を見て……いっぱい可愛がって……」

「はい……お姫様のご要望には、全てお応えします」

そう答えて、姫の可愛らしい黒のワンピース越しの胸に手を置くと、彼女の体がピクッと震える。

「んっ……智樹くんが……したいならいいよ……」

その瞬間、頭に過るのは心結の事。
心結も姫と同じような小柄な体型で、何度もミサから見せられた初体験の様子が思い返される。

ただそんな想像も、玲音の言葉にすぐ書き消された。

『もう堕ちかけてるぞ。そいつの顔を見つめながら、胸を揉んでやれ……』

智樹は迷いを押し殺し、手でワンピース越しの胸を優しく円を描くように、ゆっくりと撫で回していく。

「お姫様の胸が柔らかくて……ドキドキしてます……」

姫は少し照れたように笑い、智樹の唇に「ちゅっ」と優しく重ねてから囁く。

「姫の事を優しく扱ってね……?」

そんなうっとりとした姫の表情を見つめながら、智樹は太股へと手を滑らせ、ワンピースの裾に触れたが、どうしても躊躇してしまう。

本当にアイドルがこんな事をしていいのか……?

今、触れたらココを裏切る事になるんじゃないか……

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