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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第11章 魅惑のVIPルームデートー姫ー

しかしそんな事を考えている間もなく、姫の声が聞こえてくる。

「ねぇ……姫の事が嫌い……?」

「そんな事ないですよ。可愛いお姫様……大好きです……」

智樹は覚悟を決めて、ワンピースの裾から手を入れると、太股をそっと撫でていく。

そして太股の一番奥にある、ショーツ越しの秘部に指先が触れた。

ショーツ越しとはいえ、智樹が人生で初めて触れる女の子の秘部。
生暖かくて柔らかい感触が、指先に伝わってくる。

そのまま上下にゆっくり這わせると、姫は人気アイドルらしくない、うっとりとした女の表情を見せていった。

「ん……んんっ……」

ショーツがしっとりと濡れ始め、敏感な箇所に指先が触れると、表情を歪ませる姫。

「んぁっ……んんんっ……」

こうして姫の甘い吐息が顔にかかるような状況でも、智樹の頭に浮かぶのは、玲音と心結が行ったプリクラデートの話だった。

カーテンの中で、二人だけの世界に入り込み、玲音の言葉に従うように、心結もこうして、一番敏感な部分を触れさせたという想像が胸を締め付ける。

「んっ……はぁ……智樹くん……んんっ……気持ちいいよ……」

姫の囁きに現実に引き戻されながらも、心結の姿を重ねるように指先を秘部に這わせながら、そっと唇にキスを落とした。

「ちゅっ……感じてる表情も可愛いですね?」

「恥ずかしいから、あんまり見ないで……」

潤んだ目で呟く姫は、心結をまな板ショーに売った時の、空気の読めない悪魔ではなく、可愛らしいアイドルの一面だった。
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