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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第13章 月末の売り上げバトル

玲音と一緒に雑居ビルに入っていく心結の後ろ姿を見つめながら、彼女がそんな場所に関わっているなんて、全く想像していなかった。
真剣な目で見ている様子の智樹を見て、姫が不思議そうに尋ねてくる。
「あの子って、店でたまに見るよね?何かあったの?」
「えっと……僕の同級生なんです……」
姫は心配そうな表情を浮かべながらも、核心を突いてくる。
「智樹くんって、あの子のこと……好きなんじゃない?」
「そ……そんなんじゃないですよっ!!アイドルは恋愛禁止じゃないですかっ」
智樹は慌てて否定したが、勘の鋭い姫には見抜かれていた。
「ん~?本当に好きなら、私は恋愛してもいいと思うけどなぁ。引き止めた方がいいんじゃない?玲音はデート代を稼がせるつもりじゃないかな?」
夜の世界はお互いの収益の為に、オーナー同士で繋がっている事が多い。
きらめき女学園も、プリンスロードのオーナーの息のかかった店だった。
ココが玲音とのデート代をために……
こんな形で稼がないといけないのか……?
青ざめていく智樹を見ていた姫が、そっと彼の肩に手を置く。
「本気で好きなら、まだ間に合うよ?玲音が一緒にいるって事は、面接なんじゃないかな?」
「えっ……」
今の俺に何ができるんだ……?
また飛び込んで怪我をするのか……
真剣な目で見ている様子の智樹を見て、姫が不思議そうに尋ねてくる。
「あの子って、店でたまに見るよね?何かあったの?」
「えっと……僕の同級生なんです……」
姫は心配そうな表情を浮かべながらも、核心を突いてくる。
「智樹くんって、あの子のこと……好きなんじゃない?」
「そ……そんなんじゃないですよっ!!アイドルは恋愛禁止じゃないですかっ」
智樹は慌てて否定したが、勘の鋭い姫には見抜かれていた。
「ん~?本当に好きなら、私は恋愛してもいいと思うけどなぁ。引き止めた方がいいんじゃない?玲音はデート代を稼がせるつもりじゃないかな?」
夜の世界はお互いの収益の為に、オーナー同士で繋がっている事が多い。
きらめき女学園も、プリンスロードのオーナーの息のかかった店だった。
ココが玲音とのデート代をために……
こんな形で稼がないといけないのか……?
青ざめていく智樹を見ていた姫が、そっと彼の肩に手を置く。
「本気で好きなら、まだ間に合うよ?玲音が一緒にいるって事は、面接なんじゃないかな?」
「えっ……」
今の俺に何ができるんだ……?
また飛び込んで怪我をするのか……

