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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第13章 月末の売り上げバトル

「金さえ払ってくれりゃ、別に構わないけどな。ただ金がほしいから仕事を紹介してほしいって頼んできたのは、コイツなんだぞ?」
智樹は信じられないという表情で心結を見たが、俯いたままの彼女は、何も答えずに黙っている。
心結が玲音に甘やかされて、言いなりになってしまったのか?
それとも、彼女なりに玲音を応援したいという気持ちがあったのか?
新曲のMVがSNSのCMに流れるなんて、アイドルとしては名誉な事である。
玲音を応援したいという気持ちもわからなくはない。
ただそれを引き止める言葉が見当たらない。
自分も心にない愛を囁き、ベッドで体を重ねることで、売り上げを伸ばしてきたのだから。
そんな時に、きらめき女学園の店長だろうか?30歳くらいの細身の男がやって来た。
サトル店長。(30歳)
黒髪の短髪で細身の男。
低姿勢で物腰が柔らかい真面目な印象を受ける。
そんなサトル店長が爽やかな笑顔で寄ってきた。
「玲音さんいつもお世話になっております。今日の面接って、この子ですか?何か問題でもありましたか?」
すると、玲音が心結を見下ろして尋ねる。
「どうする?智樹に払ってもらうか?それともここで働いて、今日の金を払うか?店長を待たせてるんだから早く返事してやってくれ」
心結は俯いたまま、少し震えていた。
「俺がはら……」
智樹が、「俺が払います」と言おうとしたのを被せるように、心結が震える声で言った。
「働いて……払います……」
智樹は信じられないという表情で心結を見たが、俯いたままの彼女は、何も答えずに黙っている。
心結が玲音に甘やかされて、言いなりになってしまったのか?
それとも、彼女なりに玲音を応援したいという気持ちがあったのか?
新曲のMVがSNSのCMに流れるなんて、アイドルとしては名誉な事である。
玲音を応援したいという気持ちもわからなくはない。
ただそれを引き止める言葉が見当たらない。
自分も心にない愛を囁き、ベッドで体を重ねることで、売り上げを伸ばしてきたのだから。
そんな時に、きらめき女学園の店長だろうか?30歳くらいの細身の男がやって来た。
サトル店長。(30歳)
黒髪の短髪で細身の男。
低姿勢で物腰が柔らかい真面目な印象を受ける。
そんなサトル店長が爽やかな笑顔で寄ってきた。
「玲音さんいつもお世話になっております。今日の面接って、この子ですか?何か問題でもありましたか?」
すると、玲音が心結を見下ろして尋ねる。
「どうする?智樹に払ってもらうか?それともここで働いて、今日の金を払うか?店長を待たせてるんだから早く返事してやってくれ」
心結は俯いたまま、少し震えていた。
「俺がはら……」
智樹が、「俺が払います」と言おうとしたのを被せるように、心結が震える声で言った。
「働いて……払います……」

