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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第13章 月末の売り上げバトル

サトル店長に奥へと連れて行かれる心結の背中を、見送るしかできない智樹。
その時、心結の声がはっきりと耳に届いた。
「……バカ……」
確かに心結はそう呟いていた。
いったい……
どういう意味なんだ……?
なんだろ……この違和感……
心結の言葉に何かを感じたが、智樹は玲音にもう一度、必死に頼み込む。
「いくら払えば、心結を返してもらえますか?お願いします。ココに何もしないでくださいっ!!」
玲音は呆れたように笑いながらも、冷ややかに答える。
「なんだよ、お前……まだ言ってるのか?そうだな……今月の収入、全部でどうだ?」
200万円くらいの大金だ。
智樹は心結を守るためなら、全てを差し出す覚悟で言った。
「……わかりました。全額払います」
玲音は智樹の肩を軽く叩き、笑顔を浮かべた。
「じゃあ、俺は用事があるから帰るわ。お前も表で待ってろ。面接が終わったら、連れて帰ってやれよ」
金にしか興味のない男。
玲音。
これで全てが終わったのだと、智樹は安堵した表情を浮かべた。
心結を普通の高校生に戻し、そして自分もアイドルを辞めて彼女を支えると決めたのだった。
その時、心結の声がはっきりと耳に届いた。
「……バカ……」
確かに心結はそう呟いていた。
いったい……
どういう意味なんだ……?
なんだろ……この違和感……
心結の言葉に何かを感じたが、智樹は玲音にもう一度、必死に頼み込む。
「いくら払えば、心結を返してもらえますか?お願いします。ココに何もしないでくださいっ!!」
玲音は呆れたように笑いながらも、冷ややかに答える。
「なんだよ、お前……まだ言ってるのか?そうだな……今月の収入、全部でどうだ?」
200万円くらいの大金だ。
智樹は心結を守るためなら、全てを差し出す覚悟で言った。
「……わかりました。全額払います」
玲音は智樹の肩を軽く叩き、笑顔を浮かべた。
「じゃあ、俺は用事があるから帰るわ。お前も表で待ってろ。面接が終わったら、連れて帰ってやれよ」
金にしか興味のない男。
玲音。
これで全てが終わったのだと、智樹は安堵した表情を浮かべた。
心結を普通の高校生に戻し、そして自分もアイドルを辞めて彼女を支えると決めたのだった。

