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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第14章 心結のデート。ー玲音ー

モニターを見つめる智樹が、小さく呟く。
「ココ……全然楽しそうじゃないじゃん……」
するとミサが呆れたように言葉を返す。
「そりゃそうでしょ。ホストに貢ぐのだって、会える時間以外は色んな苦労があるわ。
最初はみんな迷うものよ。
でも、その苦労以上の何かをくれるかもしれない……って、心のどこかで思っちゃうのよね。
この時のココちゃんも……」
智樹は、心結の気持ちに気付けなかった自分に苛立ちながら声を荒げた。
「なんで俺は、ココの気持ちに気付けなかったんだよっ!!」
ミサが冷ややかに笑って言う。
「バカだからじゃないかしら?」
「いや……笑えないよ……。ココ……VIPルームデート、どうだったんだろう……」
ミサは彼の顔をじっと見つめ、静かに言い放つ。
「合わせる顔がないって表情をしてたのに、何も気づかなかったの?
楽しいだけじゃなかったことくらいわかるでしょ?
だって貴方も女の子を騙して、同じようなことをしてきたんだから……」
モニターには玲音と心結のVIPルームデートの映像が映し出された。
「ココ……全然楽しそうじゃないじゃん……」
するとミサが呆れたように言葉を返す。
「そりゃそうでしょ。ホストに貢ぐのだって、会える時間以外は色んな苦労があるわ。
最初はみんな迷うものよ。
でも、その苦労以上の何かをくれるかもしれない……って、心のどこかで思っちゃうのよね。
この時のココちゃんも……」
智樹は、心結の気持ちに気付けなかった自分に苛立ちながら声を荒げた。
「なんで俺は、ココの気持ちに気付けなかったんだよっ!!」
ミサが冷ややかに笑って言う。
「バカだからじゃないかしら?」
「いや……笑えないよ……。ココ……VIPルームデート、どうだったんだろう……」
ミサは彼の顔をじっと見つめ、静かに言い放つ。
「合わせる顔がないって表情をしてたのに、何も気づかなかったの?
楽しいだけじゃなかったことくらいわかるでしょ?
だって貴方も女の子を騙して、同じようなことをしてきたんだから……」
モニターには玲音と心結のVIPルームデートの映像が映し出された。

