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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第2章 演劇部の部長ー涼ー

智樹の目の前のモニターの中で、涼が心結の足を抱えて、M字に大きく開いていく。
ただ画面はベッドの斜め上から撮影した映像で、心結があまりの恥ずかしさに、両手で顔を覆っている様子や、涼が勝ち誇ったような表情を浮かべて、心結の秘部を眺めているのはわかるが、AVのようなアングルではなかった。
嫉妬で狂いそうな智樹を見て、ミサがクスクスと笑う。
「ココちゃんの一番大切な部分……気になるのよねぇ?」
「いや……そういうわけじゃないけど……」
「貴方が何を思ってるかなんて全て知ってるわ……。
ココちゃんのアソコは、黒々とした醜い毛なんて生えてない。
AVのモザイクの向こうに見える生々しくて、ヌルヌルとした『おま○こ』なんていやらしい響きのものと違って、神秘的で綺麗なもの。
もしかすると、お人形のように性器なんてないかも知れない。そんな幻想を抱いてるのよね?」
図星だった。
ココだけは違う……
本当にそう思っていた……
人間として生まれて、そんなことはない。
頭ではわかっているが、優しくて可愛らしい心結を見ていると、やっぱり綺麗で可憐なものだと思えて仕方がなかった。

