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第16章 心結の妄想の世界で…ー智樹ー

智樹はそのまま、心結の足を持ち上げて、体重をかけていく。

驚いた表情を見せた心結だが、お腹に手を当てて、力を抜くように、足を開いていく。

「うぅっ……痛いっ……んぅぅっ……」

顔をしかめて、痛そうな表情を見せるが、心結はすぐに穏やかな表情を作った。

「智樹くんの為なら、我慢できるよ……最後までして……」

智樹が力強く体重をかけると、肉棒で膜を押し破って、奥まで挿入させた。

「ココの初めてをくれて、ありがとう……」

うんうん。と頷く心結は、少し涙を浮かべていた。

「痛い？一回抜こうか？」

智樹の問いに、心結は顔を数回横に振ってから、涙声で言った。

「嬉しいんだよ……智樹くんと結ばれたから……」

心結の濡れた粘膜に包み込まれた肉棒は、彼女の体内からゆっくり引き抜いていき、また奥へと突き進んでいく。

一番奥まで当たると、心結は苦痛とも快楽とも取れる表情で、「あぁっ……」と声を漏らし、恥ずかしそうに折り曲げた人差し指を咥えた。

肉棒が体内の奥を刺激する度に、喘ぎ声を高らかに響かせていく心結。

「あぁっ……んぁ……はぁ……あんっ……あんっ……」