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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第19章 極秘の撮影現場
龍一は立ち上がり、ひとみの方へ歩み寄る。

「まぁいいだろう。その代わり……条件がある」

「条件って……?」

龍一はニヤリと笑いながらベッドに腰掛け、ひとみの顎を指先で持ち上げる。

「その体で俺を満足させろ。お前の綺麗な顔がどんな風に乱れるのか……見せてみろよ?
無理ならさっさと帰れ……」

一瞬、ひとみの目が揺らぐ。

しかし、彼女はすぐに表情を引き締め、妖艶な笑みを浮かべて返した。

「それだけでいいのね?じゃあ交渉成立ってことで……」

その問いに龍一は満足げに頷き、自分のシャツのボタンを外し始めた。

堂々と立ち上がったひとみも、龍一の目の前で、シャツのボタンをゆっくりと外していく。

滑らかな黒のランジェリー姿になったひとみを、カメラがその動きを追いながら、彼女の意志の強さを映し出していた。

龍一がひとみの体を引き寄せ、ベッドに倒れ込んだ。

ひとみは龍一の首元に手を回しながらも、冷静に彼を観察している目つきをしている。

彼女の目的は情報を得ることだけだ。

それでも龍一の手がひとみの胸を荒々しく揉みしだくと、一瞬だけ身体を強張らせる。

「ふん…少しは女らしい部分もあるのか……?」

「私だって女よ?強くて厳しいだけの女なんて、世の中に存在しないわ……」

龍一が低く囁く声に、ひとみは小さく息を吐き、自ら彼を引き寄せるように抱き締めて、唇を重ねていく。

ちゅっ……ぴちゅっ……

その仕草には迷いはなく、堂々とした女刑事の威厳が感じられる。

カメラは少し離れた場所から、絡み合う二人のシルエットを撮影していた。
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