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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第20章 映画の試写会
薄い布団に身を隠すように潜り込む二人の姿が映し出されていた。

男の手がゆっくりと布団の中で心結の胸元に伸びていく様子が映され、布団の膨らみが微かに動いているが、その中で何が起きているのかを正確に読み取ることはできない。

ただ、心結の肩がびくりと震えるのがはっきりと見えた。

「……震えてるな。これはずいぶん生々しい震えだ……」

「私は……屈しない……貴方に屈するなんて……」

「フッ……可愛げのない女だな……?」

ひとみと龍一の台詞の後に、心結の唇を激しいキスで塞いだ龍一は、布団の中で誰からも見えない事をいいことに、彼女の胸元で手を動かしていた。

「…ちゅっ……んっ……ちゅっ………んはぁ……はぁ……んぅ……ちゅっ……」

龍一と唇を交わす心結から小さな吐息が漏れ、カメラが布団の端からわずかに見える彼女の肩が、ピクッと震えていた。

心結は咄嗟に布団で顔を隠すように動き、カメラは再び布団全体を映し出す。

「……どうした?その弱った小動物のような顔を見せてみろ?」

台詞の後に龍一の動きが止まったように見えたが、カメラが布団に潜る心結の布団を掴む手と頭を映し出した。

「んっ……ん………ぃゃ……」

苦しそうな声を漏らす心結の指先は強く布団を握りしめ、頭は左右に振っているように見える。

龍一が布団の中で、心結の胸辺りに何かをしているのは明らかであり、強気な女刑事の龍一の手に堕ちていく様子が、緊張感をさらに高めていた。

「素直に堕ちてしまえばいいものを……」

「これも全部……親の仇を討つため……。私は貴方なんかに堕ちたりしない……」

台詞が流れると同時に、カメラが心結の横顔を一瞬捉えた。

その目は潤み、唇は微かに震えている。
まるで「やめて……」と言いたげな心結だった。


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