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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第20章 映画の試写会

スクリーンの龍一は、冷酷な笑みを浮かべながら低く囁く。
「いいぞ……その顔だ……」
心結はその声に反応するように、震える手で首に手を回した。
「あ……あぁ…………んっ……んんっ……」
声を漏らすまいと布団に潜って、耐え忍んでいる心結の様子が流れる会場の所々で、ニヤニヤと笑っている男達の、こんな声が漏れ聞こえてきた。
「あの子、本当に感じてるんじゃないか?」
心結は顔を真っ赤にして、俯いたまま、黙っているしかできなかった。
感じてなんてないです。
あれは演技です。
そう言い訳したかったが、吹き替えられたひとみの台詞は、心結の気持ちと重なるように演出されていた。
「もう、どうにでもしてっ!!……それで私の知りたいことを教えて……お願い……」
布団に覆われた二人の体がモゾモゾと動く様子が、画面いっぱいに映し出された。
会場全体が静まり返り、龍一の声が響く。
「ほぉ……少し触れるだけで、こんなに濡れてるのか?」
「んはぁ……あっ……あっ……んんんっ……」
心結の甘い喘ぎ声が、会場全体に響き渡っていた。
女で刑事は龍一の手に堕ちたという仕上がりなのだろう。
もうひとみの吹き替えはなく、ただ心結が弄ばれている映像が流れていた。
「いいぞ……その顔だ……」
心結はその声に反応するように、震える手で首に手を回した。
「あ……あぁ…………んっ……んんっ……」
声を漏らすまいと布団に潜って、耐え忍んでいる心結の様子が流れる会場の所々で、ニヤニヤと笑っている男達の、こんな声が漏れ聞こえてきた。
「あの子、本当に感じてるんじゃないか?」
心結は顔を真っ赤にして、俯いたまま、黙っているしかできなかった。
感じてなんてないです。
あれは演技です。
そう言い訳したかったが、吹き替えられたひとみの台詞は、心結の気持ちと重なるように演出されていた。
「もう、どうにでもしてっ!!……それで私の知りたいことを教えて……お願い……」
布団に覆われた二人の体がモゾモゾと動く様子が、画面いっぱいに映し出された。
会場全体が静まり返り、龍一の声が響く。
「ほぉ……少し触れるだけで、こんなに濡れてるのか?」
「んはぁ……あっ……あっ……んんんっ……」
心結の甘い喘ぎ声が、会場全体に響き渡っていた。
女で刑事は龍一の手に堕ちたという仕上がりなのだろう。
もうひとみの吹き替えはなく、ただ心結が弄ばれている映像が流れていた。

