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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第4章 初めてのタイムリープ
彼女の心からの感謝と、彼を勇気づけるための優しい気持ちだった。

智樹は心結の言葉に一瞬驚き、悔しさが少し和らいだものの、怒りは簡単に収まらない。

「ココの……幼馴染みの俺だって見たことないのに……」

と、少しずれた怒りを表した。

優斗が心結のスカートの中を見た事も、思春期の男子としては、悔しかったのだ。

心結はその言葉に驚きキョトンとした表情で、頬を染めたまま、俯き気味に呟いた。

「えっ?見たいの……?」

智樹も心の言葉が外に出てしまい、赤面していたまま、沈黙が続く。

しばらくして、その静けさを破ったのは智樹だった。

「もしも……見たいって言ったら……どうする……?」

智樹は少し冗談交じりに尋ねた。
いや、そのつもりだったが、本気の目になっていたかもしれない。

心結は驚きつつも、顔を真っ赤にしながら、制服のスカートを掴んでモジモジと動かせた。

「智樹くんがどうしてもって言うなら……」

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