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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第7章 アイドルの闇オークション
再び、優斗がマイクを手にした。

「次点は、マサユキさん。ご要望をどうぞ。」

今度は眼鏡をかけた40代の男が、冷静に口を開いた。

「俺の膝に座ってくれよ?」

その言葉に応じて、真優は静かにその男の元に歩み寄ってきたのが、智樹の隣の席だった。

真優はこちらの視線を気にする様子もなく、マサユキの膝の上に横を向いて腰を下ろした。

マサユキの膝に、柔らかいお尻の感触を伝えるように、少し滑らせていく。

自慢の大きな胸は、マサユキの胸板に当たるように押し付けて、恋人のように彼の首に手を回して、頬にキスをする真優。

そして真優は、マサユキを誘惑するように、人差し指で彼の唇を優しく触れていく。

「マサユキさんと……キスしたい……」

少し虚ろな目を向ける真優に、言われるまま、触れるだけのキスを交わす二人。

唇を離した真優は、また人差し指をマサユキの唇に触れると、その指を唇へ押し込んでいく。

「マサユキさん……可愛い……」

と妖艶な声で呟いてウインクした。

ネットの噂程度でしか知らない昭和のエンターテイメント。
ストリップ劇場のような雰囲気で進行していく会場。

智樹はそんな様子を目の当たりにして、正直に羨ましくて堪らなかった。

マサユキが1万円札を真優の腰辺りのショーツに挟むと、満足そうな笑みを浮かべて、ステージに戻っていった。

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