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私立メス犬調教学園
第8章 メス犬調教部の奮闘
 さて、それから数日たった月曜の放課後、生徒会室では、部活動の部長会議が始まっていた。運動部、そして、文化部の部長たちが全員勢ぞろいして着席している。もちろん、それぞれの部活動は伝統あるものなので、部長たちも当然みんな3年生だ。「メス犬調教部」の部長である真理子だけが、1年生、しかも、全裸で赤い首輪をつけた、恥ずかしいメス犬姿なのだ。
 会議は順調に進行し、終盤にさしかかった頃、生徒会長が言った。
「さて、皆さまもご存知かもしれませんが、本年度から、「メス犬調教部」が、新しく部活動として加わりました。まだできたばかりなので、皆さまも応援してあげて下さい」
 部長たちは、少しザワザワとしている。
「メス犬調教部って言っても、まだ皆さんピンと来ないかもしれないですね。じゃあ、「メス犬調教部」の部長、1年生の早瀬川真理子さんに、「メス犬調教部」はどんな活動をしているのか、ちょっとご説明してもらいましょう。彼女はもう、皆さんご存知ですよね、”メス犬特待生”の……」
 生徒会長にうながされ、全裸で赤い首輪をつけた、メス犬姿の真理子が立ち上がった。
「はっ、はい。私が、「メス犬調教部」の部長、早瀬川真理子です。あ、あの、「メス犬調教部」っていうのは、エッチなマゾの女の子をハダカにして、赤い首輪をつけて、恥ずかしいメス犬姿にしてっ、ドSのご主人様に、イジめてもらう、部活動です……。マゾっていうのは、イジめられて、喜んじゃうタイプの、人ですっ」
 真理子は、ドギマギしながら言った。
 それを聞いた部長たちは、また、少しザワザワとした。
「あのー、質問があるんですが」
 数学部の部長、3年生の杉本が手を上げた。メガネをかけてやせている、神経質そうなタイプの男子だ。
「はい、数学部の杉本部長、どうぞ」
 生徒会長が指名して、杉本は立ち上がった。
「数学部のスギモトです。あのー、今、エッチなマゾの女の子って言いましたけど、見た目からしてヘンタイな早瀬川クンはともかく、早瀬川クン以外に、マゾの部員がそんなに集まるんでしょうか?イジめられるのが好きな女子が……。きちんと部員が揃った部活動として成り立つのか、という点が、ワタクシにはちょっと疑問です」
 そのあたり、どうなんでしょうか、早瀬川部長、と、生徒会長が聞いた。
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