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私立メス犬調教学園
第8章 メス犬調教部の奮闘
「そ、それは……」
 真理子は言葉に詰まった。
「先日ですが、さっそく3年女子の緑山先輩が入部してくれましたし……、それに、これから……、勧誘とかもいろいろ考えて、頑張って集めます……」
「緑山さんのことは、ワタクシも噂で聞きました。でも、イジめられて喜ぶなんて、かなりのドヘンタイ女ですよ。この学園に、そんな女子が、次々出てくるとは思えませんがねぇ」
 数学部の部長、杉本は、イジわるな口調で言った。
「それに、喜ぶって言いますけど、どんな事をすると、嬉しいんですか?まだ、良く分からないのですけれど」
「そ、それは……、皆さんに見られながら、オナニーしたり、オシッコ漏らしたり、身体に落書きされて、ハダカで首輪をつけて、ご主人さまに引っぱられながら外を歩いたり、あっ、あとは、縛られて、泣いちゃうくらいお仕置きしてもらったりとか、いろいろ、ありますよっ……!」
 真理子は、涙目になりながら力説した。
「うーん、そんなことして嬉しいのかなぁ、生徒会長はどう思います?」
「僕もちょっと、そのあたりが謎なんですよねぇ。イジめられて喜ぶ、というのがどういう事か……。じゃあ、いっそのこと、早瀬川部長に、実演してもらうのはどうでしょうか?その、”メス犬調教”とかいうものを」
 いきなり生徒会長が提案すると、数学部の部長も、ニヤニヤしながら同意した。
「それはいいかもしれませんねぇ。「メス犬調教部」の活動を、いちど、部長さんたち皆さんで、見学に行きましょうよ。よろしいですよね、早瀬川クン?」
「はっ、はい……。モチロン、いつでもお待ちしています……」
 話の流れで、大変なことを、真理子は引き受けてしまったのだった。
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