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羞恥のメス犬調教
第1章  
 先輩の告白を聞いて、恭子がショックを受けたのも、実は《ついにそういう興味を持つ男性と巡り会えた》という驚きからだった。毎晩いやらしい妄想をくり返し、夢の中では変態的な男性に縛られることを想像していた恭子も、現実社会では、いたって普通の女の子を演じていたし、北村先輩とつきあうようになってからも、ノーマルな男女の関係を築きあげるつもりだった。それが当然だと思ったし、それで満足するように、自分を説得していた。
 しかし、どこか物足りなさを感じていたのも、また事実だった。実際、北村先輩と男女の仲になってからは、先輩にいやらしく縛られ、なぶられることさえ想像してオナニーしていたのだ。
 もちろん、自分からそういう変態的な欲望を口に出す訳にはいかない。そんな時に、先輩の方からその願望を打ち明けられたのだから、恭子にとって、これ以上の喜びはなかった。
 電話を切ってからも、恭子は喜びに震えが止まらなかった。いつも以上に、先輩にいやらしく縛られることを想像しながら、股間に手を伸ばしていった……。
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