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【るーくのホモSM体験】 初体験
第1章  
 服を脱いでロッカーに入れるように言われました。応対の人の前で裸になるのは恥ずかしい気もしたのですが、思ったより緊張せずに全部脱ぎました。そのあと、Mを示す色(何色かは忘れてしまいました、赤か白です)のふんどしを締めてもらいました。裸になっても、その段階で、特に何かされたりすることはありませんでした。
 ふんどしを締め終えると、そばにあったドアを開けて中に入るように言われました。そこで、僕は裸でふんどしを締めた格好のまま、その部屋に入って行ったのです。
 そこは、待ち合い室でした。薄暗く、テーブルとテレビがありました。雑誌や、お茶なんかも置いてあったと思います。数人の人たちが、テーブルを囲んで座っています。ドアを開けて入った瞬間、ちらっと見られました。ふんどしの色でMかSかは分かるのですが、それを確認する余裕はなかったと思います。とりあえず、隅の方に座ってみました。
 緊張して正座していると、隣の人の視線を感じました。ふんどしの色を見ると、Sの人のようです。40才前後で、小柄ながらやや筋肉質の、信頼できそうな印象の人でした。
 今では覚えていませんが、ふとももをそっと撫でられたり、なんらかのボディータッチをされたと思います。Sの方がMを誘う場合、そうやって反応を見ることが多いです。しばらく身体をなでられた後、隣のプレイルームへ誘われました。
 その部屋は、待ち合い室よりは暗く、すでにだれかが責められているようでした。Sの人は、そちらには気を払わず、僕に経験を聞いてきました。初めてなので優しくして下さい、と伝えました。
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