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girlslove
第4章 【爪痕】





「いつもの、キスは?」


そう言っただけで抱えてた洗濯物全部投げ捨てて仰け反るくらい激しいキスをしてくれた
そのままソファーに雪崩込んで、首に手を回す


「ハァハァ……たたみ直しだね?」


「焦った〜碧唯、泣きそうな顔してたから」


「だって……いつもすぐキスされてたから」


「今日はそれがなくて寂しかったの?」


「ん………寂しかった」


「あぁ……可愛い」


再びキスして舌を絡ませ合う


「あ……手洗いしてくる」


タオル拾って洗面台に行くと、せりさんもついて来てて後ろから服の袖を捲ってくれた
またイチャイチャしてる…って嬉しくなる
そしたら左手を持ち上げられて
「コレ、どうした?」と見せられた
しまった……少し赤くなってる痕は淳太に掴まれた痕だった
まだ残ってる


色んな角度から見られて「また変な客が居たの?」とちょっと怒ってる
どうしよう、誤魔化し効かないよね
明らかに指の痕だもん……
ていうか、せりさんに嘘つきたくない
でも全部言うのも違う気がする……
変な心配かけたくないけど、
わかるような嘘ついてバレた時の亀裂の怖さを私は知っている


「誤解しないで聞いて欲しいんですけど…」


職場の人に想いを告げられた事、
きちんとお断りした事、
この痕の理由……細かくは端折ったけど
淳太との関係性もお伝えした
最後まで黙って聞いてくれて、
話し合えると一緒に手を洗った


ギュッと抱き締められて髪を退けられ首筋に唇が這う
熱い吐息……すぐ傍で壁を叩いた音にビクッとなる


「今すぐ此処、紅い印だらけにしたいくらいだけど我慢する……見えないところは良い?」


碧唯は私のだからって言ってくれている気がした
愛想尽かされたり怒って機嫌悪くなったらどうしようかと思ったけどせりさんがそんな事するはずないよね






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