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girlslove
第5章 【従順】





「こうやっていつでも襲えちゃうところかな?」


「……でも、たまに会うからあんな激しく……しちゃうのかも」


「ん?なに?なにしちゃうのかも、って?」


あからさまに真っ赤になって、こうなると誂うのめちゃくちゃ楽しいんだよね
Sの血が騒ぐ


「……聞こえてなかったら良いです」


「ダメ、言わなきゃこれからキスマ着けてあげない」


「ず、ずるいです……」


「言いなよ、キスもなくなっちゃうよ?」


「え、ヤダ……激しくエッチしちゃうのかもって言ったんです!」


……チュッ、んふふ、よく出来ました


「でも心外だな、釣った魚には餌をやらないタイプだと思われてるんだ?」


「え、違っ……えっと、そうじゃなきゃ良いなとは思ってますけど…せりさんは違うんですか?」


おいで、と抱きかかえて膝の上に乗せる
覗き込むようにキスをするの


「私、碧唯にだけはずっと野獣だよ」


「か、身体保ちません…」


「うーん、じゃ、休みの前の日は覚悟してて?」


「……はい」


「キスは毎日だよ?」


「はい」


「あはは、可愛い」


自然と唇は重なり、服の中に手が入っていく
またするの?って反応も
当たり前でしょって態度も全てが心地良い
碧唯だからここまで熱くなるんだよ
自覚しなよ、死ぬほど愛されてるって……


碧唯の今住んでいるマンションの更新が再来月らしいから、それまでに荷物まとめてこっちに来なよって話をした
管理人に話通しておくし、とりあえず早く一緒に住みたい


「何か強引で悪いんだけど、碧唯のペースは守ってね?やっぱり考え直してやめようかなって思えばちゃんと言って……そうならないように頑張るけど」


「はい……私もせりさんがやっぱり今まで通り別々に暮らそうって言われないように頑張ります」





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