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girlslove
第6章 【決意】
彼女であるけど彼氏でもある
2人で決めれば良いだけの話だろうけど
私から言うなら“恋人”かなぁ?
そういやせりさんは私の事、周りに言う時
なんて言ったんだろう?
「大切な人、だよ」
「へぇ、そうなんですね」
「私は何だって嬉しいよ、彼女でも彼氏でも、碧唯と一緒に居れたら何だって」
テレビ電話出来たので早速聞いてみたら
反則的な答えが……模範解答過ぎないか
嬉しくてニヤニヤしちゃう
「碧唯、キスマ消える頃には戻るね」
「はい……待ってます」
画面越しだともどかしいです
顔が見れて嬉しいけどやっぱり遠い……
シャワー浴びた後のせりさんだから余計に恋しい
急に宿泊ホテルのルームツアー的な事もしてくれて楽しい
最後はベットにダイブして添い寝アングルとか悶絶しちゃいます
今の私には相当ダメージが……
「このベットで、碧唯の事想いながら毎日寝てるんだよ」
「私も……寝る前ずっとせりさんの事考えてます」
「ふふふ、可愛い」
まだ3日しか経ってないのにお互いこんな事ばかり言ってる
「手、繋いで寝たいな」
「繋いでますよ、私はいつも」
「うん……碧唯も寝転んでるの?可愛い」
「はい、一緒に寝たくて」
「おいで…」
画面越しに言ってくれるだけで飛び込んでいっちゃいそう
私に向けてくれるいつもの顔だ……
「碧唯に触れたくて、仕方ないよ…」
毎日のように触れ合っていたから、それは私も同じ
「碧唯と、したい…」
胸がキューーーン、とした
今、それ言うの反則です
本当に隣に居るみたいだってドキドキしてたのに
我慢してたの崩れちゃうじゃないですか
「碧唯、ダメ?」
「え…?」
「碧唯のおっぱい、見たい」
「え……今?」
「うん、今……」