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girlslove
第7章 【新たな道】
「ねぇ、せりさん……」
寝ぼけ眼の顔も大好きです
お互い家族への報告が終わって
また穏やかな日々が舞い戻ってきてる
相変わらずせりさんは体力オバケで大変だけど
これ以上はないんじゃないかってくらい
幸せな時間を過ごしている
「じゃ、コレにします」
またひとつ、誓いの印が増えた
私たちにとっての婚約、結婚指輪
これから自分達がどう生きていくのか
どんな2人で居たいのか
きちんと語源化して深く話し合った
たくさん色んなケースを読んだりしたし
想定もした
せりさんはいつだって前向き
それが凄く助かっている
欲しい時に欲しい答えを与えてくれる存在って
とっても有り難いの
私が想像も出来なかった事ですら
当たり前のように話してくれる、実行してくれる
た、頼もしい……
なるようになる、じゃなくて
事前からしっかりプランを立てて
納得がいくまで準備したい私
それはせりさんも同じで
私の意見を尊重してくれるし
たくさん提案してくれる
妥協はしたくない、が共通認識だった
プロダンサーと美容師、
異なるフィールドで戦ってきた私達は
一見、似ても似つかないようにも見えるが
一瞬で溶け合って固結する
身も心もこんなに融合出来る人だったなんて……
惚れちゃう以外に何かある!?
言葉にして、書いて、出来る事から2人で……
パソコン用の眼鏡を掛けてるせりさんから
眼鏡を外してあげる
「もうお勉強タイムはおしまい」って言ったら
スイッチ入ってくれるかな
色々調べたりしてたけど、イチャイチャタイムが削られるのが一番の苦痛なので
「ん〜、あともう少し…」と眼鏡をまた掛けようとするから足に跨いで正面から抱き着いちゃうんだよ