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girlslove
第1章 【一目惚れ】
ピンクアッシュはもう色落ちして金髪っぽくなってる
良かった、色落ちもムラが出てなくて
そっと髪に触れるとビクッとして手首を掴まれた
ヤバい、起こした?
びっくりしてこっちを見た目は次第にニッコリ笑う
「身体、大丈夫?」
一夜明けた第一声がコレだなんてイケメン過ぎる
「はい……大丈夫です、すみません、私……あのまま寝ちゃいましたよね?」
頭だけ起こして至近距離で見つめ合う
「全然大丈夫、嫌じゃなかった?」
そう聞かれて布団の中に顔を隠してしまう
「…………です」
「え?」
ヤバい、恥ずかしくて言えない
ゴニョゴニョしちゃった
案の定、布団を捲られて「何?」って問い質される
意を決して「気持ち良かったです!!」と答えたら髪を撫でられて腕枕される
どれだけ男前なんですか
「えへへ、寒い、碧唯こっち…」
ギュッと抱き締めてもらえて幸せ……
ちゃんと下着も服も着せてくれてる
ていうより何より!!
昨日は本当に凄かった
ひとつひとつ思い出してみると顔を覆う事ばかり…
凄いというか、せりさんって………
絶対、絶対、エッチ上手いよね…?
女性だから、女性の性感帯をピンポイントでわかるのは当たり前なのかもしれないけど……
こう、何ていうか、今までの経験した人で一番だった
あんな風に自分も乱れちゃうんだって知れたし
私、恥ずかしい話、セックスでナカイキした経験がなかったの
でも昨日、連続でナカイキさせられて、おまけにイキ堕ち……
私、この先、昨日ほどイケるセックスに出逢えないかも知れない
規則正しい寝息がすぐ傍で聴こえてる
あどけない寝顔……綺麗な唇……
私を抱き寄せる細い腕……指を絡めてみる
ネイルしてるけど、爪は綺麗に切ってある
この唇と、この指先が私を快楽地獄に堕としていったんだ