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第2章 【隠された想い】

あぁ……これダメ、すぐイキそうになる


「手は頭の上だよ」って動かせてくれない
意地悪……
身体をくねらせて逃れようとするから
容赦なくズボンの中に手を忍ばせてきた
頭を上げて確かめる


ウソ……ショーツの上からなぞってる
モゾモゾと動いて指先が当たる


「んっ……ハァハァ……っ」


乳首から唇に戻ってきた
舌を絡め合って甘い唾液をゴックンするの……
まだ欲しい……もっと………


「全部見せて……」


「え……あっ」


起き上がったせりさんは両手で私のズボンを脱がせてくる
「お尻上げて」って甘い声
ショーツ、きっとシミになってる
キスだけで爆濡れ


お腹から上に向かって唇が這う
指先が乳首を転がす


「硬くなってる、可愛い」


「うぅ……言わないで」


照れてるのも可愛い、とか殺し文句
悪戯してくるせりさんの方が可愛いです
そんなせりさんが、目の前で自分の中指舐めてショーツの中に入れてきた
指先がダイレクトにクリトリスを弄る
背中からバウンドして大きく喘いでしまった
再び頭の上にクロスして押さえつけられる


「ぐちゃぐちゃにしたい……碧唯の事」


そんな顔もするんだ……
華奢だけど格好良い女性の象徴だと思ってた
でも今は、完全にオスの顔
ズブズブに堕とされる
決して抗えない……この目に見つめられたら


「全部、委ねてくれる？」


唇がくっつきそうでくっつかない
鼻の頭が触れて様子を窺っている


「……はい」


私はまた、新たな扉を開けてしまうの
せりさんとだから……怖くない
もっと先に進みたくなる
この身体に刻んで……深く……


「指、挿れるね？イキそうになったら言って」


クリトリスを触っていた指は下に降りて関節を曲げてきた
愛液で溢れるナカに挿入って……優しく掻き混ぜてくれるの