この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
girlslove
第2章 【隠された想い】
どれくらい時間が経っただろう……
いつ頃堕ちたのかも分からない
気が付いたら隣でせりさんが寝ていた
綺麗な横顔……
ていうか、夢じゃないよね……?
今回のも凄かった……
潮吹きして汚しちゃったのだけは汚点だけど
え、あっ……!
シーツ汚れてない……濡れてない
え?え?私、めちゃ吹いてたよね?
もしかして……私が寝てる間に直してくれた、とか?
あ……ヤバ、洗濯機に入ってる
乾燥まで終わってる!
穴があったら入りたい…!
全部片付けて隣で寝てくれたなんて、
完璧過ぎます、せりさん
寝顔、可愛い……綺麗と可愛いが共存してて最強説
ずっと見ていたいです
とか言いながら、ちゃっかりせりさんの胸で寝落ちしちゃった私
「職場まで送るよ」
次に目覚めた時には眩しいくらいの笑顔でそう言われた
昨夜の事、謝ったらキスで許してくれたし
相変わらず身体を心配してくれて優しい
「次は絶対、私が攻め倒します」宣言しちゃった
朝から何言ってんだか…
時間があまりない時のスタイリングしてたら
「可愛い」とバックハグ……からの、キス……
今日が休みだったら良いのに……
次は、いつ会えますか?
なんて聞くのは重いかな……
距離感がいまいち分からない
恋愛からだいぶ遠ざかっていたから
一緒に居て、ダルいとか面倒臭いとか思われるのが一番嫌……
「碧唯は何しても可愛い」
そんな事言われたら、本当に勘違いしちゃいますよ?
せりさんこそ、わざと煽ってきてるじゃないですか
騙されちゃいけないって警告するのに
心はいとも簡単に熱くなり、焦がれてく
再びバイクに乗って走り出した
最初の時よりグッと抱き着いてる
離れたくない……
昨日の事を思い出して濡れてるのは私だけですか…?